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バービーの気になることまとめ

ファッション・ドールの魅力が満載！ 映画「バービー」の見どころを4つのポイントで紹介

2023年8月11日に公開された映画「バービー」は、世界中で愛されてきたファッション・ドール「バービー」をモチーフにしたコメディ映画です。主演は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」や「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」などで活躍するマーゴット・ロビー。監督は「レディ・バード」や「ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語」で高い評価を得たグレタ・ガーウィグです。本作は、ピンク色に溢れた完璧な世界「バービーランド」から人間の世界にやってきたバービーとケンの奮闘劇を描いています。しかし、この映画は見た目だけではなく、現代社会で生きる全ての人々に勇気と希望を与えるメッセージ性も持っています。この記事では、映画「バービー」の見どころを4つのポイントに分けて紹介します。ぜひ、映画鑑賞の参考にしてください。

ポイント1：バービーの衣装はシャネルが担当！ シーンごとに変わる豪華なコーディネート

映画「バービー」の一番の見どころと言えば、バービーの衣装です。本作では、マテル社がこれまでに展開してきたバービー人形を限りなく忠実に再現しています。さまざまな人種や職業に合わせたバービー人形が販売されていることから、主演のマーゴット・ロビーの他に、ケイト・マッキノンやイッサ・レイ、エマ・マッキーなどがバービー役として作品を彩ります。バービーのボーイフレンドであるケンも、主演のライアン・ゴズリングをはじめ、シム・リウやンクーティ・ガトワ、スコット・エバンスといった複数キャストが務めます。マーゴット・ロビーが演じるのは最も典型的なバービーです。ブロンドヘアに足元は常にハイヒールで、キャミソールワンピースやコットンブラウス、大胆なチェック柄のセットアップ、リゾートワンピースなど、バービーを思い浮かべた時のファッションのイメージをそのまま表現した“完璧な”バービースタイルを常に身に纏っています。マーゴットが纏うバービースタイルの中には、彼女自身がアンバサダーを務める「シャネル（CHANEL）」のアイテムも多数登場します。シーンによって移り変わるバリエーション豊かなコーディネートからは、目が離せません。ちなみに、マーゴット・ロビーは予告映像の2分39秒の中だけでも、15種類の衣装を着用しているんだとか。衣装デザインを担当したのは、グレタ・ガーウィグ監督作品「ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語」でアカデミー賞を受賞したジャクリーヌ・デュランです。彼女は、バービーの衣装をハイファッションで固めてしまうのではなく、バービーらしさを表現するために、人形のセンスに少しズレたところがあるのも事実なので、彼女ならではの着こなしの特徴をできる限り再現しようと決めたそうです。また、劇中では、60年以上にわたるバービーのファッションの変遷を年代順で表現しています。ストーリーとともに移り変わるバービーのファッションのテイストも見どころの一つです。

ポイント2：ピンクの世界に圧倒される！ バービーランドのセットは世界一

映画「バービー」のもう一つの見どころと言えば、ピンク色に溢れたバービーランドの世界です。制作中には、ピンク色のペンキが世界中から消えたという逸話もあるほど、とにかくピンクにこだわったセットが特徴です。監督のグレタ・ガーウィグは、サラ・グリーンウッドが率いる美術チームとミーティングを重ねて、鮮やかなショッキングピンクや薄いパステルピンクなど、さまざまな種類のピンクの組み合わせを考えながらセットを組み立てたそうです。ちなみに、バービーランドのセットには、黒や白などのモノクロ一色で彩られたものは一つもないそうです。ピンクへのこだわりは、作中だけではなく制作の裏側にも及び、バービーの製作陣は、映画「ミーン・ガールズ」に登場する3人組“プラスチックス”が毎週水曜日を「ピンク色を身につける日」としていたことからインスピレーションを受けて、毎週水曜日のドレスコードをピンクにしていたそうです。スタッフ全員がそのドレスコードを心から楽しんでいたというエピソードからは、現場の和気藹々とした雰囲気が伺えます。

ポイント3：笑いあり涙ありの感動ストーリー！ バービーの成長物語に共感

映画「バービー」では、華やかなファッションや世界観だけではなく、現代の社会問題を表現したストーリーにも注目です。劇中では、マーゴット・ロビー演じるバービーが、ライアン・ゴズリング演じるケンとともにバービーランドを飛び出して人間の世界を旅しますが、そんな2人を待ち受けているのは、バービーランドとは真逆の世界。バービーランドでは、医者や学者、弁護士、大統領に至るまで、リーダーシップを取るのは常にバービーたち。自立した女性像を体現することで、人間世界の女の子にも勇気を与えていると信じて疑わなかったバービーですが、彼女が人間世界のロサンゼルスで目にするのは、バービーランドとは全く異なる社会でした。現実に触れ、新たなことに気づきを得たバービーは、完璧とは程遠い困難だらけの人間世界で、大切なこととは何なのかを見つけていく。

• 例えば、バービーは人間界で初めて差別や偏見に直面します。バービーランドでは、さまざまな人種や職業のバービーが共存していましたが、人間界では、バービーの外見や服装、言動に対して、人々から嘲笑や侮辱を受けます。バービーは、自分が愛されていると思っていた人形のイメージが、実はステレオタイプや固定観念に基づいていることに気づきます。バービーは、自分の個性や価値観を見失わずに、人間界で生きることができるのでしょうか？
• また、バービーは人間界で初めて恋愛や友情にも挑戦します。バービーランドでは、ケンというボーイフレンドがいましたが、実は恋人というよりも友達のような関係でした。人間界では、ケンとは別の男性に惹かれたり、女性との友情を築いたりします。バービーは、自分の感情や欲望を理解し、それに応えることができるのでしょうか？
• さらに、バービーは人間界で初めて夢や目標にも向き合います。バービーランドでは、バービーは何でもできると思っていましたが、実は何もしていなかったのです。人間界では、バービーは自分の才能や可能性を発見し、それを活かすために努力や挑戦をします。バービーは、自分の人生や未来を切り開くことができるのでしょうか？

映画「バービー」は、見た目だけではなく、内容も深く考えさせられる作品です。バービーの成長物語は、現代社会で生きる全ての人々に勇気や希望を与えてくれます。ぜひ、映画館でその感動を体験してください。

ポイント4：リゾやデュア・リパなど豪華アーティストが楽曲提供

映画「バービー」には、リゾ（Lizzo）やデュア・リパ（Dua Lipa）、ニッキー・ミナージュ（Nicki Minaj）、韓国発のアイドルグループ FIFTY FIFTYなど、多くの注目アーティストが楽曲を提供しています。鑑賞しながら思わず体が揺れてしまうような名曲揃いです。鑑賞後には、作品の余韻に浸りながらサウンドトラックを楽しむのもおすすめです。劇中に登場するケン役のライアン・ゴズリングの歌唱シーンも必見ですよ。